優勝よりシード確保…2位今平のゴルフに「プロ失格」の声

公開日: 更新日:

 今季の男子ツアーはこれまで8試合のうち、5試合で外国人プロが優勝。ようやく日本人4人目の勝利で、試合内容も若手との一騎打ちとなり、盛り上がる要素はいくらでもあった。しかし、勝った岩田は人見知りのせいか華がなく、どこか間延びしたような面白みに欠ける展開だった。評論家の宮崎紘一氏がこう言う。

「先月の全米オープンにしても、最終日にはR・マキロイらトッププロは怒涛のバーディーラッシュで優勝争いに絡んできた。難しい設定では一歩間違えればスコアを大きく崩すことにもなりますが、積極的にコースを攻めて勝負に出てくる。それが命取りになることもあれば、起死回生のショットが生まれることもある。どこで何が起こるか誰にも分からない。だから見ている方はハラハラドキドキするのです。上位にいる選手も下から迫ってこられたら、安全策などとっていられません。攻め続けるしかないのです。世界のトッププロたちはギリギリのところ、極限状態で戦っているから、何ともいえない緊張感が伝わってくる。だから面白い。それが日本の大会にはないのです」

■プロなら優勝を狙うべき

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲