チームの盛り上げ役 “緑の野獣”中日・亀沢恭平を徹底解剖

公開日: 更新日:

■ラッキーカラー

 グラブ、リストバンドなど野球道具には緑色があしらわれている。グラブやアンダーシャツには「亀マーク」。亀にちなんで緑にしたのではなく、名古屋での新居を探して、気に入った部屋の壁紙が黄緑色だったのがきっかけだとか。用具提供をする久保田スラッガーの担当者は「亀沢選手の使用グラブは小さくて浅いのが特徴。今年の活躍で東海地区では『亀沢モデル』の問い合わせが増えている」と話す。

■高校時代

 作陽高時代は甲子園出場はなく、3年夏は3回戦で敗退。当時の監督だった松蔭大野球部の山際賢一監督が言う。

「今と比べて10キロくらいは細かったのですが、一切ケガをしなかった。守備と足は光るものがあった。甲子園出場はかないませんでしたが、彼中心のチームでシード校になれた。野球部員が多いスポーツコースではなく、進学コースで勉強もできたと思います。律義な男で年末にはわざわざ神奈川まで挨拶に来てくれるのですが、中日入りが決まった昨年は『今年が勝負。何が何でも頑張ります』と力強かった。プレースタイルと一緒で、野球を粘り強く一生懸命やってきた結果ではないか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?