東アジア杯は「2戦で2点」 代表FW5人を釜本氏が辛口採点

公開日: 更新日:

 北朝鮮戦に先発し、韓国戦の終盤に交代出場したFW川又(名古屋)。目に付いたのが「ポストプレーでボールを収められない」シーンだ。まずはしっかりボールを落ち着かせ、味方選手とのコンビネーションでゴール前に顔を出し、フィニッシュに絡んでいって欲しい。

 後半25分に永井に代わって登場した俊足FW浅野(広島)には「戦力として計算できる」と思わせるだけの可能性を感じさせられた。シュートには持ち込めなかったが、スペースを上手に利用してボールを受け、シュートに持ち込もうとして相手DFを混乱させていた。

 最後にFW宇佐美(G大阪)。能力の高さは疑いようがない。しかし「絶対に結果を出さないといけない」という思いが強過ぎ、それが焦りとなってプレーがバタつくような印象を受けた。彼には「失敗を恐れることはない、肩の力を抜いて思い切りよく」の言葉を送りたい。

(釜本邦茂・日本サッカー協会顧問)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終