東アジア杯は「2戦で2点」 代表FW5人を釜本氏が辛口採点

公開日: 更新日:

 両チームとも「どっちもどっち」。東アジア杯の日本-韓国戦(5日)は見どころの少ない試合だった。

 韓国は前線に屈強なFWを置き、そこにボールを入れていく。時折、サイドに展開して攻めていく。いかにも韓国的なサッカーだった。ここ数年来、個々の技術に関しては、進歩しているという印象は受けなかった。

 日本の場合は、どの選手も「帯に短し、たすきに長し」。スタメンを誰にするのか、どのタイミングで交代選手を送り出すのか、ハリルホジッチ監督も、かなり苦心惨憺しているんじゃないかな。

 その指揮官が「準備期間が短い。初戦(2日の北朝鮮戦)の前日しかトレーニングができなかった」と問題提起していたようだね。ボクたちの時代も、集合して2、3日で試合というスケジュールが多かった。いつの世にも、国内リーグとの兼ね合いがあり、代表チームには、準備不足という問題がつきまとう。

 しかし、あえて言わせてもらうと「レベルの問題」に行きつくと思う。

 一流レベルの選手だったら、短時間で感性を共有できると思う。練習でも試合でも、「こんな動きをするだろう」「あそこに動けば良質のボールが出てくる」と選手同士が共通イメージを重ね合わせ、すぐにコンビネーションが取れるもの。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々