プロ野球選手もポロポロ 最近のアスリートはすぐ泣くのか?

公開日: 更新日:

 巨人阪神にサヨナラ勝ちで3連勝した20日の試合。9勝目(8敗)を挙げた菅野はお立ち台の上で、「前回悔しい思いをして、最後まで投げきるという強い気持ちをもってマウンドに上がったので本当にうれしいです」といって目に涙を浮かべた。

 7月には、不振にあえぐ巨人の村田がホームランを打つと、やはりお立ち台で人目をはばからず涙を流した。

 甲子園の準決勝で仙台育英に負けた早実1年の清宮も、ベンチ前で泣いていたが、最近のスポーツ選手はプロ・アマ問わず、人前でよく泣く。

 スポーツファンの麻生千晶氏(作家)は、「スポーツ選手に限ったことではありません。彼らはテレビに映るので目立つだけですが、男が人前で泣くのはみっともないです」と言って、こう続ける。

「男たるもの、親が死んでも人前では腹に力を入れて涙をこらえるものです。人間は誇りで生きているから動物とは違うのです。誇りのために命さえも捨てる人もいる。今は男性としての矜持がないから、人前で女々しくボロボロ涙を流せるのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状