ミラン開幕戦完敗 本田圭も新指揮官の信頼得られず途中交代

公開日: 更新日:

 セリエA・ミランのMF本田圭佑(29)の15―16年シーズンの開幕戦は「39分」で終わった。敵地でのフィオレンティーナ戦(日本時間24日午前3時45分開始)にトップ下で先発したが、前半39分にDFエリーが2枚目のイエローカードで退場。DFサパタを投入する代わりにベンチに連れ戻されたからである。

 本田が見せ場をつくっていたら、ベンチ送りは2トップの一人だったはずだが、本田は“消えている”時間帯が長く、目に付くのは相手に吹っ飛ばされたり、自陣で守備に奔走する場面ばかり。

 ベンチの本田は悔しさを押し殺し、能面のような表情で戦況を見守るしかなかった。今季から「自分の家」と公言するトップ下を任されることになったが、周囲との連係もイマイチだったし、何よりも新指揮官の信頼が薄いことも露呈した。

 試合は0―2の完敗に終わった。不完全燃焼の本田。前途多難である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり