虎ゴメスはドローンで厳重注意 “奇行助っ人”はこんなにいる

公開日: 更新日:

 元横浜(現DeNA)、巨人のクローザーだったクルーンは日本食がNGだったため、食事は常にハンバーガーだった。当時の巨人スタッフが言う。

「遠征先でも試合開始直後の6時10分ごろになると、球場を出て近くのハンバーガー屋に行ってたんですよ。クローザーだから出番は遅いとはいえ、勝手に出歩くものだから首脳陣やフロントも頭を抱えていた。変装のつもりなのかアンダーシャツにサングラス姿でしたが、下は巨人のユニホームそのまま。当然、周囲にもバレバレでした。阪神戦では甲子園駅前のハンバーガー屋で虎ファンにあおられ、口論になったこともある」

 西武では内野手のカブレラがワガママで有名だった。

「伊東元監督(現ロッテ監督)が『大きな子供』と評したように、突然叫ぶ、キャッチボールで至近距離から思い切り投げると奇行のオンパレード。球団にも『ベネズエラから息子が来ているから、練習に参加させたい。ユニホームを用意してくれ』とワガママ三昧でした。子供だけならまだしも、同じベネズエラ人の飲み友達を球場に連れてきて、仲良く練習していたこともある。さすがに選手からも『アイツは何様だ!』とブーイングが出ていました」(西武OB)

 助っ人だからといって、甘やかすばかりではつけ上がる。阪神もゴメスを厳重注意にするだけでいいのか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

    大谷騒動は「ウソつき水原一平におんぶに抱っこ」の自業自得…単なる元通訳の不祥事では済まされない

  2. 2
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  3. 3
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  4. 4
    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

    中学校勤務の女性支援員がオキニ生徒と“不適切な車内プレー”…自ら学校長に申告の仰天ア然

  5. 5
    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

    初場所は照ノ富士、3月場所は尊富士 勢い増す伊勢ケ浜部屋勢を支える「地盤」と「稽古」

  1. 6
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  3. 8
    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

    「チーム大谷」は機能不全だった…米メディア指摘「仰天すべき無能さ」がド正論すぎるワケ

  4. 9
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 10
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”