日本女子バスケ「リオ五輪切符」で鮮明 中韓“弱体化”の理由

公開日: 更新日:

 一方の韓国は日本以上に受験戦争が厳しく、中学、高校と進むにつれて女子選手は激減。それに加えて、ここ10年ほどは身体能力の高い女子はゴルフサッカーを選ぶ傾向にあり、バスケットは上背はあっても技術やスピードが伴わない選手ばかり。韓国バスケット協会は選手層が薄いため、各年代の代表選手の選考が難航。国際大会での苦戦は明らかなため、代表監督を打診されても固辞する指導者は少なくないという。

 日本女子代表は国内男子リーグの分裂問題のとばっちりを受け、昨年11月に無期限の「国際試合禁止」の厳罰を受けた。

 その逆境をはね返しての今回の優勝は立派だが、ライバルのレベル低下に助けられたのも事実。五輪本番で予選リーグ敗退に終わらないよう、さらなるレベルアップが求められる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動