またも完封負けで首位陥落 “無策”の和田監督に虎ファン苦言
「いやあ、本当に毎日やきもきしますね」
こうボヤくのは、阪神ファンのひろさちや氏(宗教評論家)だ。
阪神は前日、本塁打が三塁打と判定される“幸運”もあって引き分けたものの、13日は広島のエース前田を打てず。引き分けを挟んで3連敗。直近6試合で3度の完封負けである。
和田監督は巨人との3連戦を控えた7日の全体練習で「ここからが勝負。ムチを入れていこう」とゲキを飛ばしたが、選手たちは奮い立つことなく、そこから1勝3敗1分け。この日の黒星で首位から陥落。4位広島に2・5ゲーム差まで詰め寄られた。
その広島は22試合連続1桁安打で球団ワースト記録を更新。それでも11勝9敗2分けで勝ち越しているのに、阪神は同じここ22試合を9勝12敗1分けと負け越し。打てないときは守って勝つしかないが、例えば同日の阪神は1点を追う六回に記録に残らないミスが出た。2死一、三塁で一塁走者のエルドレッドが二盗を試みると、捕手の鶴岡は低く送球。投手の高宮がカットするはずが反応できず、その間に三塁走者の菊池が生還。2点目を失った。