元ハム監督ヒルマン語る 日本人野手「メジャーで活躍の条件」

公開日: 更新日:

――日本人野手がメジャーで活躍するのは厳しいでしょうか?

「試合数も遠征の距離も違う。遠征地の数も違う。休養に食生活や栄養面もまた違う。いつも通りをキープするのは大変だ。そういったことはとても重要だからね。でも長いシーズンに精神的にも肉体的にも対応して、日本人選手がこちらで活躍することはできると思うよ」

――昨季、01年のイチロー以来となる首位打者、最多安打、盗塁王のタイトルを同時獲得したアルトゥーベ選手はメジャーで最も小柄ですが、日本人選手も参考になりそうですね。

「そうだね。彼は練習量をよく考えている。試合に十分なエネルギーを蓄えておかねばならないからね。そういうスタイルは日本人には一般的ではないと思う。日本人は練習をたくさんする。練習をよく考えてすること、量を制限して質を維持するということでは、日本人が学ぶ点はあるかもしれない。それと彼は食事や栄養にはとても気を使っているよ」

(聞き手=米国在住ライター・高木瑞穂)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動