<第4回>「助っ人」にならなかった外国人打者

公開日: 更新日:

 指摘通りだった。二軍に落ちるや、「背中が痛い」と言い出し、あとはサボりたい放題。二軍のメーングラウンドには出ず、クラブハウスに顔を出して帰宅を繰り返した。日本での検査を拒否し、「ドミニカで治療したい」と言い出しても、球団は止められなかった。

 六本木などで飲食し、ストレスを発散することもほとんどないという。そもそも外出が嫌いで、自宅に引きこもっているのだ。ある日、フランシスコは親しい関係者にこう漏らしたという。

「この国は合わない」

 二軍での話し相手はセペダとカステヤーノスのみ。練習嫌いで日本嫌い――。3年間も調査した球団はこんなことも把握していなかった。前出の他球団関係者が言う。

「ドミニカ人に最初にまとまったカネを渡したらダメ。絶対にサボるから。出来高払いにしないと」

 巨人はかつてのように補強にジャブジャブと金を使えない事情がある。フランシスコの退団は決定的だが、1億4000万円は戻ってこない。

【連載】原巨人はなぜ負けたのか

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンク山川穂高が“戦力外”へ崖っぷち…3カ月ぶり復帰即スタメンは「最後通告」

  2. 2

    ある「アイドル史に残る脱退劇」小瀧望&藤井流星…WEST.ファンから異例の反響 “救い”と称賛されるわけ

  3. 3

    キンタロー。は慎重にものまねしたにもかかわらず、袋叩きに遭った

  4. 4

    「恫喝暴行&中絶強要」報道のソフトバンク村上泰斗(19) 素質だけなら山本由伸クラスだったのに…

  5. 5

    青学大の4年間は「ひたすら駅伝を目指す」だけじゃない 今夏は初の海外合宿に踏み切った

  1. 6

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  2. 7

    佐々木朗希の最悪すぎる“退団劇”…ロッテから優秀スタッフ3人を引き抜き、大顰蹙を買っていた

  3. 8

    井伊直政(2)「遅れてやって来た若者」が、徳川家臣団第1位の禄高に

  4. 9

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  5. 10

    横浜・織田翔希に「直メジャー断念説」が浮上!プロスカウトは依然として1位候補で密着マーク