ロッテは05年、10年に“下剋上”…パ覇者ソフトBの死角は?

公開日: 更新日:

 ソフトバンクは05年、10年といずれもレギュラーシーズン1位ながら、ポストシーズンで敗れて日本シリーズ出場を逃した苦い経験がある。いずれも相手は下から這い上がってきたロッテだった。さらにナインの中には「ウチには絶対的なエースがいない。CSはシーズンほど有利じゃない」と漏らす者もいる。ただでさえ、全6試合と短いCSでは1つのミスが致命傷になりかねない。

 球界では開幕当初から、「昨季優勝した戦力がまるまる残った上で補強もしている。余計なことさえしなければ、誰が監督でも優勝できる」と言われていた。その通り、工藤監督は余計な口は挟まず、リーグ制覇。短期決戦で同じやり方が通用するとは限らない。

 指揮官として、真価が問われる戦いになりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議