工藤監督がミス認め…ホークスのベンチは独走でもバタバタ

公開日: 更新日:

「ボクのミス」

 試合後、ソフトバンク工藤監督が頭を下げた。

 4-6で西武に敗れた昨16日の試合。指揮官が悔やんだのは、六回の継投策である。4-3と追い上げられ、なおも1死一、二塁のピンチ。打席に左の森を迎え、先発の寺原から左腕の森福にスイッチしようと考えた。佐藤投手コーチがベンチを出て、マウンドへ。このタイミングで投手交代を告げるはずだったが、佐藤コーチは寺原にアドバイスをするや、そのまま戻ってきてしまったのだ。

「勝手にオレが続投だと思って行っちゃった」

 ベンチに帰ってきた佐藤コーチがファウルラインを越えた時点で投手交代は認められない。

 結局、寺原が森に安打を打たれて1死満塁とされ、メヒアの適時打と熊代の犠飛で2点を追加された。4点リードから逆転負けしたのは今季初。工藤監督は自らの確認不足を認めたうえで、「はぁー、ショックが大きい」とため息をついた。

「とはいえ、実は珍しいことではないんです。工藤監督は就任1年目でコーチ経験もない。本人の意向でヘッドコーチを置いていないこともあり、特に攻撃に関する采配はバタバタすることがあります。あれは、交流戦の最中でしたが、勝負どころの場面で代走を使うか否かの決断ができず、わざわざベースコーチャーを呼び寄せて、判断を仰ぐなんてシーンもありました。バントやエンドランのサインなんかも、選手から言わせるとワンテンポ出るのが遅いそうです」(放送局関係者)

 それでも、ソフトバンクは2位の日本ハムに9.5ゲームの大差をつけて首位を独走。圧倒的な戦力の前には、監督の経験不足などハンディにもならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  2. 2

    新庄監督の“再就職先”に挙がるまさかの球団 采配に賛否もチームのテコ入れ役にうってつけ

  3. 3

    欧州初の日本人指揮官誕生へ 森保一監督の“再就職先”は「ベルギー1部の日系クラブ」一択か

  4. 4

    中村倫也が「風、薫る」に大貢献…妻・水卜麻美アナとの「ずっと仲良く」「にこやかな」近況

  5. 5

    「恩人だけど、嫌いな人の代表」亡くなった板東英二さんが複雑な感情を抱いたプロデューサーの名前

  1. 6

    神戸への“聖地帰還”めぐり騒然…山口組・司組長「7年ぶりの里帰り」は実現するか

  2. 7

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風

  3. 8

    高市首相のあいさつはコピペ率85%…「広島への思い」石破前首相・愛子内親王とは絶望的格差

  4. 9

    高市官邸「被災地利用PV」が首相の命取りに? 安倍元首相“コロナおこもり動画”の二の舞を自民党が危惧

  5. 10

    日本ハム大ショック! “見限った”上沢直之が天敵に、呼び戻した有原航平が足枷となる皮肉