仙台育英・世那は「剛速球投手」 “流しのブルペン捕手”が絶賛

公開日: 更新日:

 最大4球団の1位指名が予想される高橋純平は、潜在能力と将来性が何よりの魅力だ。豪快で柔軟なフォームから、2年秋にすでに常時145キロ前後をマークしたパワー。品格すら漂わせるマウンドでのユニホーム姿にも、スター性があふれる。

 今夏の甲子園優勝投手・小笠原の、左腕特有の右打者の懐に食い込むクロスファイアーはすでに「プロのボール」。一軍の打者にも力で対抗できる球威だ。

 チェンジアップ以外の変化球を習得すれば、ローテーションの一角にのし上がる可能性も十分秘めている。

▽安倍昌彦 スポーツライター。1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは