日本S進出でも金欠 ヤクルトが今オフ狙う「補強候補」の名前

公開日: 更新日:

「現場も大変ですが、フロントも大変ですよ」

 こう言うのはヤクルトの球団関係者。

 ソフトバンクとの日本シリーズで現場が日本一を目指して戦う中、フロントも来季を見据えた補強に奔走している。

 ヤクルトは今季、14年ぶりにリーグ優勝を果たしたとはいえ、公式戦は巨人阪神と最後まで大混戦が続き、他球団を圧倒したわけではない。巨人は高橋監督、阪神は金本監督と新監督が就任して、大型補強もあるだろう。両球団と比べて資金力で劣るヤクルトはオフも、手をこまねいている場合ではないようだ。

 ただ、ヤクルトは今オフ、FAでの大型補強には乗り出さない方針という。新助っ人の獲得に加え、国内はトレード、他球団を戦力外になった選手たちでまかなうことになる。

 最大のターゲットは、複数球団が調査を進める四国IL・高知を退団した藤川球児(35)だ。攻撃陣と比べて手薄な投手陣を強化すべく、ヤクルトは2年契約の年俸5000万円以上を用意しているという。球児自身も在京志向があるそうで、ヤクルト有利といわれていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性