リオ決定も課題は山積み…7人制ラグビー男子に足りないもの

公開日: 更新日:

 7人制は15人制と同じ広さのグラウンドを使用するため、FW、BKとも持久力に加えてスピードが要求される。人数が少ないだけに相手の独走を許すなど、一瞬の判断ミスが命取りになりかねないからだ。

 実際、香港戦でもスピードを生かした相手の攻撃に振り切られるシーンもあった。格下のアジア相手なら致命傷にならずに済んでも、海外の強豪相手に攻守とも翻弄されるのは必至だ。

 現状、日本の7人制は世界で7、8番手の位置付け。南アフリカ、ニュージーランドといった強豪と互角に戦えるまでにレベルアップを図るには、残された時間は少ない。

 なお、女子は決勝でカザフスタンを22-0で破って1位となり、大会ポイント6点を獲得。日本大会(28~29日、東京・秩父宮ラグビー場)との合計ポイントで1位になれば、出場権を得る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー