リオ決定も課題は山積み…7人制ラグビー男子に足りないもの

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 7人制は15人制と同じ広さのグラウンドを使用するため、FW、BKとも持久力に加えてスピードが要求される。人数が少ないだけに相手の独走を許すなど、一瞬の判断ミスが命取りになりかねないからだ。

 実際、香港戦でもスピードを生かした相手の攻撃に振り切られるシーンもあった。格下のアジア相手なら致命傷にならずに済んでも、海外の強豪相手に攻守とも翻弄されるのは必至だ。

 現状、日本の7人制は世界で7、8番手の位置付け。南アフリカ、ニュージーランドといった強豪と互角に戦えるまでにレベルアップを図るには、残された時間は少ない。

 なお、女子は決勝でカザフスタンを22-0で破って1位となり、大会ポイント6点を獲得。日本大会(28~29日、東京・秩父宮ラグビー場)との合計ポイントで1位になれば、出場権を得る。

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