300万円増のG大田 「大砲候補」の後輩台頭で背水の陣

公開日: 更新日:

 そうはいっても、レギュラーへの道は険しい。秋季キャンプ中、新人の岡本とともに大田に密着指導を行った内田打撃コーチは「岡本は打撃だけなら一軍のレギュラークラスに近づいている」と手応えを語る一方で、大田については「『センターから右』という打撃練習で、引っ張る意識が強い空振りをする。意図を理解していない証拠。高卒1年生の岡本とは立場が違うんだから何かを変えないといけない」と、温厚な名伯楽にしては珍しく厳しい口調で指摘していた。その後、同コーチのアドバイスで打撃改造に着手している。

 外野と三塁のポジションの違いこそあれど、大田が引導を渡されるとしたら、それは自身と同じ「高卒ドラ1」で「将来の右の大砲候補」でもある岡本の存在ではないか。後輩が先に台頭すれば、大田はジ・エンドとなるのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす