広島ホクホク…過去最高益の潤沢資金をどう使う?

公開日: 更新日:

「まさにバブルです」

 広島のマスコミ関係者がこう言った。

 前田健太(27)のポスティングによるメジャー挑戦を容認した広島。入札金は上限の2000万ドル(約24億円)に設定されているとみられる。

「前田の24億円に加え、今季の広島は過去最高益を更新するはずです」と、前出の関係者がこう続ける。

「昨年度の決算では、観客動員が過去最多となる190万人を記録して入場料収入が増え、純利益は5億7000万円に達した。今年は“黒田効果”もあり、観客動員はさらに増えて211万人という驚異的な数字になった。グッズ収入も今季途中の段階で、対前年比10億円増のペースといわれていた。これに入札金という『特別収入』を加えれば純利が2倍、3倍になっても不思議ではない」

 すでに広島は、潤沢な資金をバックに補強を進めている。新外国人は投手はヘーゲンズ(26=前レイズ3A)、野手はプライディー(32=前アスレチックス3A)を獲得。さらなる投手の契約も検討しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因