南米王者に善戦 サンフレッチェに「代表常連」なぜいない

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 2度目のFIFAクラブW杯(CWC)出場で初めて準決勝に進んだサンフレッチェ広島。16日はアルゼンチンの超名門リバープレートと対戦した。準々決勝から中2日の広島選手たちは疲労困憊。対して1週間前に来日して体調バッチリのリバープレート。これに地力の差も加わり、試合は後半27分、リバープレートFWアラリオが頭で押し込み、この1点を守り切って決勝に進んだが、対戦前にアルゼンチンから来日したメディア関係者が、日本人プレスをつかまえて素朴な疑問を口にしていた。

「広島はここ4シーズンで3回もリーグ王者になっている。なのに日本代表がいないのはなぜか? どこの国も代表メンバーは欧州組を中心に構成されるが、それでも5、6人は国内で優勝を争う上位クラブから選ばれるもの。本当に不思議でしょうがない」

 日本代表は11月、W杯アジア2次予選でシンガポール、カンボジア相手にアウェー2連戦をこなしたが、招集メンバー22人の中に国内組は、たとえば浦和のGK西川、DF槙野、MF柏木の3人を含めて13人いたが、広島の所属選手はひとりもいなかった。

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