リハビリ順調の超大物リンスカムが日本球界入り狙う理由

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 メジャーの超大物右腕が来季、日本にやってくるかもしれない。

 08、09年のサイ・ヤング賞投手で、13、14年と2度のノーヒットノーランを達成したティム・リンスカム(31=ジャイアンツからFA)が、日本のプロ野球界でのプレーを視野に入れているからだ。

 リンスカムは現在、今年9月に受けた股関節手術からの復活を目指してアリゾナ州でリハビリとトレーニングを行っている。術後の経過は順調で、すでに投球練習を再開できるまでに回復しているそうだ。

 メジャー通算108勝83敗。今季は股関節以外にも6月に右肘に打球を受けて故障者リスト入りするなど、ケガに泣かされたこともあって、計15試合に登板して7勝4敗、防御率4.13。08年から続いていた2ケタ勝利は7年でストップした。

 全盛期に150キロを超えていたストレートは、昨季途中から140キロ台中盤に。いまもFA市場で買い手がつかないのは、故障や手術明けの影響なのかどうか。現時点で獲得に名乗りを上げるメジャー球団はないという。

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