オフもやること山積 巨人由伸監督に出された“宿題”の中身

公開日: 更新日:

 具体的には巨人各投手の「平均の球数」「調子の良しあしの見分け方」「交代基準」「各球団の苦手な打者」など。「中継ぎ投手の信頼度」も分かりやすく数値化。これらを組み合わせると、交代の決断が迅速にできるという。ミソなのは「今年」に限定していること。過去の膨大なデータを渡しても、一気には頭に入らないだろうという尾花コーチの配慮のようだ。

「もう監督の手に渡ったみたい。せっかく尾花さんが作成したんだから、春のキャンプのメンバーを振り分けたり、練習メニューなどを首脳陣が議論するスタッフ会議が行われる1月中旬までに、ある程度は目を通してこないと指揮官として意見も言えないでしょう。正月は資料と格闘することになるのではないか」(球団関係者)

 2015年版の投手陣マニュアルを読み込み、アタマに叩き込む。新監督はおとそ気分に浸っているヒマはない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった