不惑の“復帰宣言”も…世代交代の大波がT・ウッズを襲う

公開日: 更新日:

「40歳になったいま、記録更新は難しいと危機感を持ってもおかしくはない」(前出の米ツアー記者)

「飛ばし屋」といわれ、圧倒的な飛距離を武器に戦ってきたウッズだが、それでも300ヤード前後。ところが、いまは米ツアーメンバーの40人が平均飛距離300ヤードを楽々と超え、トップは327ヤード。世界ランク1位のJ・スピース(22)をはじめ、同2位のJ・デイ(28)、同3位のR・マキロイ(26)など若手が次々と台頭し、米ツアーは世代交代が進んでいる。P・ミケルソン(45)は13年以来、E・エルス(46)は12年以来、勝ちがなく、ベテラン勢の出る幕はない。

 故障が完治していないウッズの大記録達成は願望のままで終わりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑