巨人ドラ1桜井が背負わされる“神宮アレルギー”克服の重荷

公開日: 更新日:

 新人がエースを救う!?巨人ドラフト1位の桜井俊貴(22=立命大)が17日、新人合同自主トレでプロ入り後初めてブルペン入りした。宮崎春季キャンプの2月11日に行われる最初の紅白戦で実戦デビューする見通しとなったため、大幅に前倒ししたという。「5割の力」で20球。「80点ぐらいのデキ」と自己評価した。

 この新人に高橋由伸監督(40)が期待していることがあるという。15日のスタッフ会議で指揮官は「厳しいことを言うと、菅野が神宮球場や対ヤクルトの成績が良くない。エースなので苦手をつくらず成長してもらいたい。神宮でも使う? そんなこと気にしていたらエースじゃないでしょう」と強い口調で注文をつけた。菅野が昨年のリーグ優勝チームのヤクルト戦に弱いことや、その対策がスタッフ会議の話題になること自体、異例のこと。チーム自体の対戦成績は13勝12敗とほぼ互角も、菅野はCSも含めれば0勝4敗だった。敵地・神宮に限れば、プロ3年間で通算0勝5敗、防御率5.15。尾花投手コーチも「菅野はそこだけ。原因や対策を探していく」と仏頂面だった。球団関係者がこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー