全豪8強決めた錦織 次戦の王者ジョコには4連敗中
「責務」は果たした。
第7シードの錦織圭(26)は、24日に行われた4回戦で第9シードのJW・ツォンガ(30・フランス)に3-0のストレート勝ちで2年連続3度目のベスト8進出を決めた。
第5シードで臨んだ昨年も準々決勝に駒を進めながら、第4シードのワウリンカにストレート負けをくらった。今年もトップ8シードとして恥ずかしくないところまで勝ち上がってきたものの、26日の対戦相手は世界ランク1位で第1シードのジョコビッチ(28・セルビア)だ。
ジョコビッチは、未勝利の全仏をのぞく4大大会で10度優勝。全豪は昨年、史上初となる5度目の優勝を飾った相性のいい大会だ。4回戦ではG・シモン(31・フランス)に今大会初めてセットを落とし、試合時間は4時間半を超えた。大苦戦した試合を見ればつけ入る隙はありそうだが、一昨年の全米準決勝で錦織に負けてからのジョコビッチは錦織の研究に力を入れており、もっか4連勝中。
今年もベスト8の壁はとてつもなく厚い。