桑田真澄氏は絶句…清原容疑者逮捕で「KK」に決定的亀裂

公開日: 更新日:

 PL学園時代、「KKコンビ」として、ともに甲子園を沸かせた元巨人桑田真澄(47)は、盟友の逮捕にショックを隠し切れない様子だ。

 契約するスポーツ報知に「報道で知って、ただただ驚いている。ウソであってほしいし、夢であってほしいというのが今の正直な気持ち」とコメント。「もし報道通りなら、人として、野球人として、一緒に戦ってきた仲間として、非常に残念でならない」と続けた。

 5季連続で甲子園に出場した2人は「4番」と「エース」として、清原容疑者が通算13本塁打、桑田が通算20勝。今も破られていない戦後最多記録を残し、甲子園のヒーローの名をほしいままにした。

 が、早大進学を表明していた桑田が態度を一変させた85年のドラフトで絶縁状態に。97年に清原容疑者が巨人にFA移籍したのをきっかけに、表向きは和解したことになっているものの、裏では事あるごとに「桑田の善人面を見るだけで腹が立つ」と話すなど、しこりは残ったままだった。

 スポーツ報知に寄せた桑田の言葉は「最近は連絡を取っていなかったけど、一時遠ざかっていたテレビに再び出演する姿を目にするようになり、頑張っているなあと思って安心していたところなので……びっくりしてしまって、本当に言葉がない」と締めくくられているが、今回の清原容疑者の逮捕で「KK」の関係は本当に終わりを迎えそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ