楽天で復活期す栗原が決意 「ダメなら辞める覚悟でいる」

公開日: 更新日:

――その結果、実際に二軍生活を強いられ、若手にレギュラーを奪われてしまった。

手術する時は自分の決断ですから、良くなると思って踏み切ったのですが、もしかしたら、良くならないのではないかという不安も多少はありました。ただ自分で決めたことですから、どういうふうに転んでも頑張ろうと思っていました」

――自由契約を申し入れたいきさつを教えてください。

「昨年の10月、二軍のシーズンが終わった時、球団の担当者と話をしました。すでにFA権も取得していましたし、ある程度の実績もありましたから、球団としてもなかなかクビとは言いづらかったのでしょう。ハッキリ戦力外とは言われませんでしたが、向こうとすればどう考えているか知りたかったようです。自分でもそれまでに決めておこうと思っていました。『まだ現役を続けたい気持ちがあります。カープに残ってとは考えていません』と伝えたところ、『自由契約ということか』と聞かれたので、『そうしてください』と言いました。前年の契約更改の時に『トレードの話があったら進めてください』とお願いしていましたが、結局、ありませんでした。そして今回、一番に声を掛けてくれたのが、楽天でした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情