ヤンキース田中が30球で5K 「今の段階では満足」

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 右肘手術からの復活を目指すエース右腕が一歩前進である。

 ヤンキース田中将大(27)は2日(日本時間3日)、キャンプ地フロリダ州タンパで初めてシート打撃に登板。マウンド後方に設置されたネット越しからロスチャイルド投手コーチがストライク、ボールの判定を行う中、マイナー選手を相手に30球を投げ、安打性の当たりはなし。5三振を奪って格の違いを見せつけた。

 初めて打者相手に投げた田中は「自然と力が入る部分はあったけど、腕は振れた。全ての球種ともある程度まとまりがあって良かった。今の段階では満足しています」と振り返った。

 今後はフリー打撃での球数を増やし、患部に異常がなければオープン戦に登板する見込みだ。

 一方、レンジャーズ・ダルビッシュ有(29)はキャンプ地サプライズでブルペン入り。通常の高さのマウンドから20球を投げた。初めてマウンドに上がった前回よりも5球増やし、変化球も試すなど、順調な回復ぶりをアピールした。

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