貴乃花親方「理事長選」強行出馬の陰に“裏金顧問”の暗躍

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 宗像外部理事は25日発売の週刊ポストで、裏金顧問について「ハメられた」「裏金を渡した男は最初から脅すつもりで動画を撮っていた」などと話しているが、裏金を渡した代理店関係者はこの日、本紙の取材にこう答えた。

「最初から脅そうとしてた? そんなわけないでしょう。もともと『裏金』という言葉を最初に使ったのは向こうですし、顧問は『(受け取りの)サインも書けない』と話していた。なので何かあったときのために録画しておこうと思っただけです。私が顧問に渡したお金は1800万円。顧問は私の会社の元従業員に返したと言っているようですが、1円も返ってきていません」

■宗像理事への懲戒請求も

 ある親方によれば「宗像さんは理事会で何度も顧問をフォローする発言をしています。去年の暮れ、顧問に750万円もの特別ボーナスが支払われたことについても正当性を主張したと聞いている」そうだ。

 だとすれば宗像外部理事も、結果として貴乃花理事の「同志」と受け取られても仕方ない。

「協会ナンバー2で事業部長の尾車親方(58=元大関琴風)は近日中にも第一弁護士会に、弁護士でもある宗像外部理事の懲戒請求をするらしい」と、前出の親方がこう言った。

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