監督不安? ヤンキース田中「2年連続開幕投手」の信頼度

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 昨年10月に右肘骨片(通称ねずみ)除去手術を受けた影響から、オフの自主トレから慎重に調整してきた。オープン戦初登板は3月6日のフィリーズ戦と出遅れた。同23日のナショナルズ戦ではレギュラーシーズンも含めて自己ワーストの自責点7と打ち込まれ、一昨年に患った右肘靱帯部分断裂の再発もささやかれた。入団1年目から離脱を繰り返してきただけに、指揮官は肉体的にも精神的にも負担がかかる田中に開幕投手を託す踏ん切りがつかなかったとみられる。

 田中は開幕マウンドで首脳陣の不安を払しょくするしかない。

▽田中のコメント
「初めての時よりも、今年は喜びというより責任感、やるんだという気持ちが強い」

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