早くも5本目 DeNA筒香のHR量産支える“ドミニカ魂”

公開日: 更新日:

 DeNAの筒香(24)が10日のヤクルト戦の初回、原樹から左翼席に5号2ランを放ち、リーグ単独トップに躍り出た。

 昨オフ、自ら志願してドミニカ共和国のウインターリーグに参加。中南米出身のメジャーリーガーも参加するハイレベルな舞台で10試合に出場、打率・206、0本塁打に終わったが、米国などで自主トレを行う選手が多い中で「オフの時期、一番レベルが高い場所でやりたかった」と参加した理由を語った。

「多くの選手が来年のメジャーのキャンプのロースター枠に入るため、必死にやっている。ハングリー精神は凄い。厳しい環境の中で技術面というよりむしろ、精神面で刺激を受けた。今年のためとかじゃなく、これからの僕の野球人生にとってプラスになると思う」

 自己最多は昨季の24本塁打。ラミレス監督が「逆方向への本塁打が打てれば、10本くらいは増える」と太鼓判を押すように、ハイペースでアーチを量産している。もともと打撃技術は、筒香が憧れる元巨人松井秀喜も高く評価している。ドミニカ仕込みのメンタル強化が初の本塁打王獲得を後押しするか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘