「超変革」で好調も 虎看板選手に足りない“大阪的なもの”

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 バースデー登板となったプロ4年目の藤浪晋太郎が、無傷の3勝でチームの連敗を止め、自ら22歳の誕生日に花を添えた。

 今季は金本知憲新監督(48)が「超変革」を掲げ、選手の表情はみな明るくなり、チームの雰囲気はガラリと変わった。その結果、開幕から順調な滑り出しを見せている。

 8日の広島戦では、サヨナラ安打を放って頭から水をかけられた西岡剛(31)を、ベンチから飛び出した金本監督が抱きしめると、甲子園は沸きに沸いた。

 派手で豪快なチームカラーのイメージが強い阪神だが、キャプテンの鳥谷敬(34)をはじめ、ルーキーの高山俊(22)、藤浪と看板選手はおとなしく優等生が多い。

 阪神ファンで同志社大学元教授の山口賀史氏が「皆いい選手なんやけど、オモロない。阪神ファンは欲張りなのです」とこう続ける。

「『一生懸命打ちました』と言われるより『必死のパッチで』と言われた方が、子供の頃から慣れ親しんでいる関西人にとっては気持ちが伝わってきます。ファンに歩み寄ってくれているというか、ベンチとの距離が近く感じる。読売への対抗心から大阪的なものも重要になってきます。金本監督が西岡を『手抜きの大魔王』と名付けたのも、吉本新喜劇的な笑いを求めるファンを意識してのことでしょう。鳥谷、藤浪、高山は愛想がいいわけでも面白いことを言うわけでもない。今でいう、キャラが立たないというか、存在自体が地味でクールに見えるのです」

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