マエケン「中7日」ローテ変更にドジャース首脳の深謀遠慮

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 前田健太(28)の肩肘は本当に大丈夫なのだろうか。

 ドジャースのロバーツ監督が、前田のローテーション変更を明言したのは去る4月30日。ローテ通りなら4日のレイズ戦だった先発予定を、中7日となるこの日(日本時間7日)のブルージェイズ戦に先送り。「相手との相性を考えた」そうだ。

 ブルージェイズは昨季MVPを獲得したドナルドソンや、本塁打王2度のバティスタ、過去4度3割のトロイツキー、昨年まで4年連続30本塁打のエンカナシオンら右打ちの強打者がズラリ。それでドジャースでは数少ない先発右腕の前田をぶつけたようなのだ。

 それでも、まだ開幕1カ月。好調な前田のローテを動かしてまで、ブルージェイズを警戒する必要がはたしてあるか。

 前田は肩肘に問題を抱えているがゆえに、年俸3億円と安く買いたたかれた。その前田がボールの大きさもマウンドの硬さも登板間隔もプロ野球とは異なるメジャーで開幕からフル回転。「ケンタは身体的に何の問題もない」とはロバーツ監督だが、いよいよ肩肘は故障寸前なのではないのか。

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