ギャレ二軍降格で勃発 巨人は“四つ巴”の正一塁手争いに

公開日: 更新日:

 巨人がまずは“保険”で巻き返しを図る。

 23日、開幕から4番を任されていたギャレットが登録を抹消され、左ヒジの手術から復帰した3年目のアンダーソンが一軍に合流した。高橋監督は打線の起爆剤にしたいようだが、昨季は打率・252、31打点、7本塁打。当初は支配下9人の助っ人の中ではあくまで緊急時の“保険”的な立場だった。その緊急時が今ということなのだろう。とはいえ、アンダーソンの実力はすでに底が割れている。急場しのぎの感は否めない。

 明日25日に二軍調整中の阿部が二軍戦でDHとして実戦復帰する。捕手での復帰にこだわっているため、当初の予定からは大幅にずれ込んだ。

「一塁ならもう復帰できていたともっぱら。どこかのタイミングで高橋監督と阿部が、捕手なのか、一塁なのかを話し合う可能性も指摘されている。これまで一塁には開幕4番のギャレットがいたが、二軍に落ちた以上、これから一塁は状態のいい選手が日替わりで守ることになりそう。そうなると、球団も高橋監督も台頭を心待ちにしている高卒2年目・岡本にもチャンスが出てくるのです」(球団関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?