最多賜杯更新も 白鵬が理解できない大横綱“引き際の美学”

公開日: 更新日:

 相撲以外でも、引き際の美学というものはある。プロ野球王貞治(当時巨人、現ソフトバンク球団会長)は、30本塁打を記録しても80年に現役引退。「王貞治のバッティングができなくなった」と言ってバットをおいた。30本のホームランを打っても、自分が理想とする打撃ができないことで、野球人として潔くユニホームを脱いだのだ。

「これ見よがしの懸賞金の受け取り方もそうだし、白鵬には日本人の美的感覚が理解できないのではないか。中継するNHKからは持ち上げられ、タニマチばかり寄ってくる。勝って稼ぐお金だけが自分の尺度になっている。今の白鵬は『オレが何を言っても、みんな納得するだろう』と思い込んでいるんでしょうね」(前出の中澤氏)

 金儲けしか頭にないモンゴル人力士に横綱らしさを求めても八百屋で魚だが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状