四回で先発全員「打点」 ソフトB打ちまくってヘトヘト

公開日: 更新日:

 ここまでひどい試合も、そうはあるまい。

 24日、オリックス相手に嫌気が差すほど打ちまくったソフトバンク。なにせ、四回の時点で先発全員「打点」。終わってみれば17安打22得点という大勝だった。

 2番本多などは、延長戦でもないのに2試合分の7打席も回ってきた。1番城所の代打として四回から途中出場の吉村でさえ、4打数3安打3打点。八回には22点目となるソロを放つも、すでにナインはヘトヘト。わざわざベンチを出て祝福する選手もいなかった。

 ヒーローインタビューでは「全打席出塁しましたね」と話をふられた柳田が、「レフトフライが1つあります」と返す場面も。インタビュアーは慌てて記録を見直し、「すいません。(三、四回の)打者一巡でスコアがずれてました」と謝罪したが、柳田は「しっかりスコアをつけてください」と呆れ顔だった。

 試合終了後は笑顔を見せ合ったソフトバンクナイン。勝った喜びもそこそこに、「やっと終わった!」と胸をなで下ろしていたに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘