体操ニッポン リオ団体メダルの色は「つり輪」で決まる

公開日: 更新日:

 団体金を狙う最大のライバルである中国には、つり輪を得意とする選手が揃っている。中国は昨年の世界選手権ではミスを連発して3位に終わったが、リオでは間違いなく巻き返してくるはずだ。各種目には「本職」が揃っており、リオでは日本との接戦が予想される。僅差の勝負になれば、日本の唯一の弱点ともいえるつり輪が勝負の分かれ目になるかもしれないのだ。

 4月の全日本選手権、5月のNHK杯の結果から、つり輪は山室光史(27=合計30.45点)、野々村笙吾(22=同29.9)の争いとみられる。どちらが代表入りしても、リオ本番までにレベルアップが図れなければ、04年アテネ大会以来となる団体金は厳しい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動