体操・内村 リオ五輪「最大の敵」はブラジルの熱狂応援

公開日: 更新日:

「自分の体調さえ良ければ、おのずといい演技ができると思う」――。

 男子体操の内村航平(27)が、リオ五輪での個人総合連覇に自信を見せた。

 31日はリオ五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権の公式練習に臨み、約2時間の調整を行った。すでに代表が内定している内村は予選を回避して決勝のみ出場する。

 内村はここ2~3年、大会前にはコンディション維持に気を配っているそうで、今回決勝一本に絞ったのは「リオ五輪での決勝にピークを持っていけるようにするため」(内村)の「予行演習」だという。

 内村は6種目(床、あん馬、跳馬、平行棒、つり輪、鉄棒)全てにおいて安定した演技が持ち味だ。調子のピークさえ合わせれば、表彰台の真ん中に立つ可能性は十分にある。

 今後は「(5月の)NHK杯が終わって、休んでから(五輪までに)調子を上げようと計画している」と話したが、内村にとってはコンディション維持よりも、本番でいかに集中力を保てるかが連覇のカギを握る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは