EURO台風の目ウェールズ 戦術徹底でB組首位通過の大躍進

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 強豪イングランドと同居したグループリーグB組を首位通過のウェールズ。躍進を遂げた秘訣は「ユーロ予選からストロングポイントを徹底して貫いている」(元サッカーダイジェスト誌編集長・六川亨氏)からだ。

 ロシア戦(同21日午前4時キックオフ)の前半11分、20分にゴールを決めたウェールズは、先制ゴールを決めたアーセナルMFラムジーが後半22分、右足アウトで左サイドにラストパス。待ち受けたレアル・マドリードFWベイルが、GKの動きを見ながら左足アウトで技ありシュート。ロシアにトドメを刺した。

「ユーロ予選10試合でウェールズは計11得点。7得点・2アシストのベイルが、絶対的中心選手として働いた。守ってはDF陣が10試合計4失点と堅牢さを発揮。この堅く守ってベイルが攻撃を差配する――という戦い方をウェールズは本大会でも忠実に遂行し、グループリーグ首位通過として結実した」(六川氏)

 58年スウェーデンW杯以来、実に58年ぶりのメジャー国際大会で台風の目となっている――。

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