元仏代表MFプティ語る 「ビッグトーナメント制するには」

公開日: 更新日:

 欧州選手権(ユーロ)を取材中のサッカージャーナリスト・元川悦子氏が、フランス代表─アルバニア戦(15日)の試合会場マルセイユで、母国開催の98年フランスW杯優勝メンバーの主力MFだったエマニエル・プティ(45)を直撃した。

「フランスが開幕戦で戦ったルーマニア、2戦目のアルバニアともに守備を固めてきた分、フランスは攻めあぐんだ。特にアルバニアには最後まで苦しめられた。デシャン監督は左右両サイドにFWマルシャル(マンU)とFWコマン(バイエルンM)を先発させたけど機能しなかった。特に左のマルシャルは自己中心的な判断が多くて空回りしていたね。でも、問題点を見逃さず、すぐに手を打つところがデシャンの有能なところ。後半頭からMFポグバ(ユベントス)を入れ、MFパイエ(ウエストハム)を中央から左に移動させ、チームは躍動感を取り戻した。ポグバは非常にいい動きを見せたし、その後で交代出場のFWグリエスマン(Aマドリード)も違いをつくり出した。実に見事な采配だった」

 そのグリエスマンが均衡を破り、パイエが追加点を奪って2連勝。16強入り一番乗りを決めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは