元仏代表MFプティ語る 「ビッグトーナメント制するには」

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 欧州選手権(ユーロ)を取材中のサッカージャーナリスト・元川悦子氏が、フランス代表─アルバニア戦(15日)の試合会場マルセイユで、母国開催の98年フランスW杯優勝メンバーの主力MFだったエマニエル・プティ(45)を直撃した。

「フランスが開幕戦で戦ったルーマニア、2戦目のアルバニアともに守備を固めてきた分、フランスは攻めあぐんだ。特にアルバニアには最後まで苦しめられた。デシャン監督は左右両サイドにFWマルシャル(マンU)とFWコマン(バイエルンM)を先発させたけど機能しなかった。特に左のマルシャルは自己中心的な判断が多くて空回りしていたね。でも、問題点を見逃さず、すぐに手を打つところがデシャンの有能なところ。後半頭からMFポグバ(ユベントス)を入れ、MFパイエ(ウエストハム)を中央から左に移動させ、チームは躍動感を取り戻した。ポグバは非常にいい動きを見せたし、その後で交代出場のFWグリエスマン(Aマドリード)も違いをつくり出した。実に見事な采配だった」

 そのグリエスマンが均衡を破り、パイエが追加点を奪って2連勝。16強入り一番乗りを決めた。

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