IOC委員3度目立候補も…室伏にイシンバエワ“同情票”の壁

公開日: 更新日:

 女子棒高跳びのアテネ、北京2大会連続金メダルのエレーナ・イシンバエワ(34、ロシア)だ。

 世界記録保持者(5.06メートル)でもあるイシンバエワは4度目の五輪出場を目指していたが、ロシア陸連による組織的ドーピングで国際陸連(IAAF)から資格停止処分を科され、リオへの参加は認められなかった。それでもスポーツ界には「清廉潔白な選手は出場させるべき」と、救済措置を求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を表明したイシンバエワを支持する関係者が少なくない。

 JOC関係者は「アスリート委員選挙ではイシンバエワに同情票が集まるだろう。陸上以外の選手からの知名度でもイシンバエワに分があるだけに、室伏は苦戦するかもしれない」と苦しい胸のうちを明かした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動