観客減続く男子大会 最終日当日券「平均4452円」は妥当か

公開日: 更新日:

 その甲斐あってか、毎年、関西各地の会場で開催されるため、条件が違うものの、前年の9511人(4日間)から1万5615人に大幅アップ。今大会が09年にレギュラーツアーとして復活して以来、最多の観客動員を記録した。

ゴルフの振興を図るために大会を開催しているので、ひとりでも多くのお客さんに来てもらいたいという気持ちがとにかく強いのです。皆さん、シビアですから、今の料金は実態に合いません。どこのトーナメントもずっと同じ料金で値下げなど検討していません。1万5000人はひとつの目標で、それをクリアできました。当日券も例年に比べて3倍ほど売れました」(関西ゴルフ連盟担当者)

 6月に開催されたシニアツアー「日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権」は入場無料で、食事も1品無料ということもあり、2日間開催にもかかわらず、金曜日2432人、土曜日4485人のギャラリーを動員した。

 スター選手不在で、観戦環境は整っていない。さらにアクセスも悪いとあっては、チケット代を安くしなくてはダレも来ないということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝