ジカ熱、治安不安だけじゃない 松山“リオ五輪辞退”の真相

公開日: 更新日:

 松山は健康への不安を挙げたが、単なる言い訳に過ぎないだろう。松山以外でも世界ランク1位のジェイソン・デイ(豪州)、同4位のローリー・マキロイ(北アイルランド)ら多くのトッププロがリオ五輪への不参加を表明している。多くの選手は「ジカ熱」を理由に挙げているものの、実際は過密スケジュールを敬遠するケースが大半だからだ。

 リオ五輪前にはメジャー3試合が行われる。五輪閉幕後にはプレーオフシリーズが続く。五輪前後の転戦、リオまでは長時間移動を強いられるため、トッププロの多くがコンディションを考慮して出場を見送ったのが実情なのだ。メダル獲得、上位入賞したところで、賞金は出ず、ツアーの成績には反映されないだけになおさらだろう。

 五輪をドタキャンした松山は今後のツアーで優勝争いの輪に加わることはできるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束