松山英樹「世界トップ10」入りにスポンサー“真っ青”のワケ

公開日: 更新日:

 松山にだって「特典」はある。

 世界ランキング6位に上がったテニス錦織圭(26)は22日(日本時間23日)、メキシコ・オープン1回戦で同105位のティエモ・デバッカー(オランダ)に2-0で完勝。4連覇を果たしたメンフィス・オープンに続き、出場2大会連続優勝を狙う。

 テニスの世界ランクは重要で、例えば4位なら、全米や全英などの4大大会では準決勝まで上位3人とは当たらない。

 先週のノーザントラスト最終日は優勝争いに絡めず11位に終わった松山英樹(23)も、世界ランクはひとつアップして11位。トップ10入りは間近だが、ゴルフは世界の十指どころか三指に入ってもメジャーで優遇されるなどのメリットはないのか。「そんなことはないですよ」というのは、ある米ツアー記者だ。

「かつてはメジャーに優勝すると、年間契約料が100万ドル(現在の約1億1200万円)アップするといわれていた時代もありましたが、今は代理人が力を持ち、トップクラスの選手の場合、契約スポンサーに細かいインセンティブ(成績によるボーナス)条項を盛り込ませている。金額は選手の実績や世界ランクなどによって異なりますが、例えばスポンサーとは、世界ランク1位を10週間キープしたら50万ドル、メジャー優勝で200万ドル、世界ランク10位以内で10万ドル、同3位以内で50万ドル、ツアー1勝につき100万ドルなどです。松山のバックには、錦織とも契約している世界最大のマネジメント会社のIMGがついている。数々のボーナス条件を決めているはずです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  2. 2

    女子プロゴルファー 初Vから「ポンポン勝てる選手」と「それっきりの選手」の決定的な違いとは?

  3. 3

    日本旋風で狙い撃ち?本場米国で看過できない“厳しい洗礼”の実態「嫌がらせと感じることもあった」

  4. 4

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 5

    全米女子プロは風の使い方が明暗を分けた 竹田麗央が3日目に大崩れした原因は…

  1. 6

    国内男子プロが女子人気に到底敵わない決定的要因…今年も国内「最高額と最少額」大会がやってきた

  2. 7

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  3. 8

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  4. 9

    資生堂・JALレディス「勝負の難関3ホール」攻略法を選手と所属プロが解説…好天候ならさらに難易度アップ

  5. 10

    岡山→新潟→静岡→兵庫…2試合で1400キロの大移動はさすがに参りました

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到