ライバルFW続々加入…レスター岡崎はレギュラー剥奪危機

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 欧州選手権(ユーロ)が閉幕。これから欧州各国リーグの選手の売り買いが活況を呈していく。

 日本代表FW岡崎慎司(30)が所属する英プレミアの覇者レスターも例外ではない。昨季終了後にドイツ・ハノファーのGKツィーラー、スペイン・ヒホンのDFエルナンデスの加入が発表されたが、やはり気になるのは、岡崎のライバルとなる攻撃系選手の動向だ。

 レスターは先日、今オフ加入FW第1号としてナイジェリア代表FWムサ(23)の獲得を発表した。彼はオランダのフェンロ、前所属先であるロシア・CSKAモスクワで日本代表MF本田圭佑とチームメートだった。

 身長170センチ、体重65キロと岡崎(174センチ、74キロ)よりもひと回り小柄だが、ムキムキの筋肉質でフィジカルコンタクトにも強く、左右両サイドから果敢にドリブル突破を仕掛け、積極的にシュートを放っていく。左右両足が利き足という点も評価が高く、レスターはクラブ史上最多の移籍金21億円を投じた。ムサに対する期待の高さがよく分かる。

 岡崎とはポジションも役割も重なり、ムサが活躍すれば岡崎はベンチに追いやられ、出場機会が減るのは避けられないだろう。しかも、レスターはムサ以外のFWにも触手を伸ばしているという。

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