リオ五輪選手村に深刻欠陥 5%の部屋でライフライン異常

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 開幕まで約2週間と迫ったリオ五輪に新たな問題が浮上した。選手村のアスリートが寝泊まりする宿泊施設に重大な欠陥が生じているからだ。

 リオ五輪組織委員会は参加する約1万8000人のアスリートを収容するための宿泊施設を31棟(約3600室)建設。ブラジルの地元メディアなどの報道によれば、全体の約5%に当たる部屋でガス漏れや電気系統のトラブルなど、ライフラインに異常があるという。

 AP通信によれば、入村に影響しかねないのが豪州、英国、ニュージーランドの3カ国の選手団だ。豪州選手団の広報担当者は「部屋には壁から水漏れし、ガスの強烈な臭いに包まれている上に、電気の配線が切れているところもある」と選手村の実情を明かしている。

 多数のトップアスリートを擁する豪州のメダル取りに影響しそうだ。

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