早実戦“清宮対策”の反響は? 八王子・安藤監督に聞いた

公開日: 更新日:

 11日登場の八王子(西東京)は春夏通じて甲子園初出場。西東京大会準々決勝では清宮幸太郎擁する早実を下し、甲子園切符をつかんだ。就任10年目の安藤徳明監督(55=体育科教諭)に甲子園に至るまでの苦労話や早実戦について聞いた。

――過去に苦しいときもあったのではないですか?

「ここまで長かったですね。夏の予選を3年連続で初戦敗退したときは苦しかった。春に関東大会に出場したにもかかわらず敗れた年もあり、『このままでは終われねえぞ』と自分で尻を叩いてやってきました」

――八王子市から甲子園に出た高校は皆無でした。
「『八王子から甲子園に出てほしい』という声は耳に入っていました。今年の予選、早実に勝ったあたりから地域の盛り上がりを肌で感じました。一般の人がウチの生徒に近寄ってきて『頑張ってな!』と声をかけてくれた。そんなことは今までありませんでした」

――清宮との対戦では、左翼手をかなり中堅寄りに守らせるなど極端なシフトを敷いていました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった