五輪ゴルフは英ローズが金…日本勢惨敗の責任はJGAにも

公開日: 更新日:

 112年ぶりに復活したゴルフ競技は、金メダル決着が72ホール目までもつれる白熱した展開になった。12アンダー首位発進のジャスティン・ローズ(36=英国)と11アンダー2位発進のヘンリック・ステンソン(40=スウェーデン)の、メジャータイトルを持つ2人だ。

 前半はともに3つスコアを伸ばして1打差のままターン。後半は先にステンソンが10番バーディーで追いつき、ローズが13番をボギーにすると初めて首位の座をステンソンに譲った。その後も一進一退を繰り返しながら、16番で再び15アンダーで並び、そのまま最終18番パー5を迎えた。

 勝負は3打目のアプローチ合戦になり、ステンソンは残り50ヤードをピン手前6メートルと寄せきれず、残り39ヤードを1メートルにつけたローズが金メダルを決めた。

 銅メダルは63の猛攻を見せたマット・クーチャー(38=米国)だった。

 最終日はチケットが完売し、クーチャーが「出場辞退したプロは後悔するだろう」というほどの盛り上がりを見せた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」