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18人すべて県外出身 秀岳館・鍛治舎監督の“勝利への執念”

――熊本代表ですが、18人のメンバーはすべて県外出身者ですね。

「それについては、確かにいろんな意見があります。予選準々決勝の熊本工戦では、スタンドの大半が相手を応援するという雰囲気を感じました。『アンチ』という見方もある中、予選の最中に地元紙で、女性の方が僕たちをフォローしてくれる投稿を見つけたときは、涙が出るくらいうれしかったですね」

――学校や周囲からは「熊本の子たちを使ってくれ」という意見があるようですが……。

「これまでも、熊本出身の子たちを使っているんですよ。9人中5人が熊本で、エースも4番も地元という代もあった。でも、勝てなかったというのもあります。だから、まずは勝ちに行こうと。今は批判を甘んじて受けますが、負け続けたらこれまでと同じですから。現状を見ても、熊本出身で甲子園で勝ちたい子たちは県外に出ています。松山聖陵(愛媛)のアドゥワ君、明徳義塾(高知)の西浦君しかりです。優秀な子たちが県外に出ないように良いチームをつくらないといけないですし、言い方は悪いかもしれませんが、熊本の中では秀岳館に勝たないと甲子園には行けないという雰囲気をつくっていきたい。春と夏を経て、そういうものが少しはできつつあるという手ごたえはあります。さらには、甲子園でそこそこ勝てるというように力を高め、優勝も夢じゃないというところにもっていきたいですね。理事長の恩で呼んでいただいて、いろんな批判はありますが、負け犬の遠吠えはしたくない。ここまできたら名誉もお金もいりませんし、熊本を制するものは全国を制すではないですが、そこまでもっていくのが私の目標です。それには10年、いや20年はかかるかな(苦笑い)」

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