甲子園Vでプロ決意か 作新学院も気を揉む今井達也の進路

公開日: 更新日:

「甲子園の大会前は、早大、筑波大などの大学に進学するという話を聞きました」

 あるアマ球界関係者が夏の甲子園優勝投手で、31日に行われたU18アジア選手権台湾戦に先発した今井達也(作新学院)について、こう言った。

 最速152キロを誇る右腕は、今秋ドラフトでの1位指名が確実視されている。今回のU18には日米球団がスカウトを派遣。一挙手一投足に注目している。

 ただ、本人も学校もプロに行くのか、はたまた大学か社会人か、今後の進路についてはまだ明言していない。前出の関係者が続ける。

「近年、作新学院から直接、プロ入りした例はありません。過去にプロで活躍した八木沢荘六(早大)、江川卓(法大)、落合英二(日大)、岡田幸文(日大中退)も大学を経由している。作新は野球部をはじめとするスポーツ部は、大学進学に力を入れている。今井の同期で、甲子園で3戦連続本塁打を放ち、U18入りするなどプロ注目の入江大生(投手兼内野手)も、東京六大学への進学が有力視されているし、4学年先輩でドラフト候補だった石井一成も、早大に進学しています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗