他球団で“4人目外野手”か マリナーズ青木の気になる来季

公開日: 更新日:

 イチローを筆頭に多くの日本人選手がプレーしたセーフコフィールドのグラウンドに立つのは今季限りになりそうだ。

 6日(日本時間7日)に傘下3Aタコマから昇格したマリナーズのベテラン・青木宣親(34)のことだ。

 昨年12月に結んだ契約には、今季480打席に到達すれば、17年は年俸550万ドル(約5億7000万円)で契約更新されるオプションが付いている。今季ここまで98試合に出場し、打率2割6分5厘、1本塁打、16打点、6盗塁。出場機会に恵まれず、打席数は389にとどまっている。すでに青木の後釜として左翼にはキューバ出身のヘレディア(25)が左翼で起用されているため、契約更新に必要な打席数に届くのは絶望的だ。

 今季2度目のマイナー降格の際、地元メディアはこぞって「マリナーズはノリ(青木)との再契約を見送る方針」と伝えており、現状では今オフFAになる見込みだ。

 青木は来年1月に35回目の誕生日を迎える。メジャーでは35歳を境に急激に力が衰えるとの評価基準が定着している。青木も例外ではなく、今オフはシビアな現実を突き付けられそうだが、「まだメジャーで需要はあります」と、ナ・リーグのスカウトがこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも